ntbackupでとりあえず必須にしてたほうがいいオプション

AITとかDATとかテープドライブを使ったバックアップをやるとき、複数のテープをローテーションするように運用すると、たまに2回目以降「使用されていないメディアがなかったため、この操作は実行されませんでした。」とか「指定したメディアが見つからなかったため、操作は実行されませんでした。」とかいうエラーが出てバックアップできないことがでてきます。

原因はどうやら違うメディアという認識ができなくなるらしい。ハードとOSがうまくかみ合っていないそうな。

そんなときは、ntbackupに/UMオプションをつけて実行すれば問題なくバックアップが取れるようになります。/UMはメディアプールなどのメディア管理をしないオプション(UnManagement?)なので上書きの危険はあるけど、厳密に世代化はしなくてもいいから確実に最新は取っておきたい人は必須でつけておいたほうが幸せになれます。ちなみに、Windows2003Serverのntbackupヘルプには/UMオプションが記載されていないけど問題ありません(前にヘルプだけを見てバックアップスクリプトを組んだときにこれが原因でひどい目にあった)。

詳しくはこちらWindows2000と書いてあるけど2003も同じ。ただし、2008になるとテープは時代遅れとでもいう感じでバックアップのシステム自体が変わっています。